歴史から学ぶ administrator/ 2021年8月15日/ ハングル講座/ 0 コメント 韓国ソウルに来たら絶対に行ってほしい場所があります。それは、景福宮(キョンボックン)です。この前、初めて景福宮に行ってきましたが、600年も前に建てられた歴史的建造物『景福宮』本当に感動でした。 今や、ソウルは世界でも有数の大都市です。多くのビルが立ち並び、夜でも町の明かりが消えることはありません。 しかし、そのような大都市ソウルの中に、昔ながらの伝統をそのまま残した建物が存在します。それが、景福宮です。 景福宮前駅の地下鉄で降りて徒歩、5分ほど歩くとすぐ、大都市の中に突然、韓国の伝統ある美しい宮殿が見えます。派手ではありませんが、大都心の中に静かに美しく建てられていて、その姿には、息をのまれます。 王宮に近づけば近づくほど、期待に胸がはずみました。景福宮は朝鮮王朝の始祖である李成桂(イ・ソンゲ)が1395年に建設した最初の王宮です。 ソウルが首都になったそのときから、600年以上の月日が経った今まで、ソウル市民の生活を見守り続けてきました。 ソウルの宮殿の中で最も壮大で朝鮮の美しい王宮であり、随所に先人の知恵を見ることが出来ます。 15万坪ある敷地の東西南北にはそれぞれ門があり、南側の正門である光化門は観光イメージとしてよく使われる有名な場所です。 光化門をくぐるのは無料で、途中までであれば誰でも自由に出入りすることが出来ます。ここで衛兵のパフォーマンスが毎日3回に行われ、多くの人が見学のために訪れます。 光化門をくぐると広々とした空間が広がり、まるで突然600年前に戻ったような気になります。 ソウル随一の観光地だけあり、多くの人が訪れますが、敷地自体が広いので混雑することはありません。 王宮内には官僚たちが朝礼を行った雄大な勤政殿や皇后・后の寝殿、慶事の際に宴会を催した慶会楼などがあります。特に慶会楼は韓国で最も美しい楼閣とされ必見のスポットです。 敷地内には国立民俗博物館もあり、興味のある方はさらに韓国の伝統的な生活文化について知ることができます。歩いて周りましたが、本当に広かったです。ちょっと疲れちゃいました。 また、韓服(韓国の正装)を着て歩く人も多かったです。 韓服は景福宮の近くでもそうですし、ソウル市内の様々な場所でレンタルサービスをしていますので、興味ある方は是非チャレンジしてみてください! 韓服を着てまわれば、より600年前に戻ったかのように韓国の文化を肌で感じることでしょう。また、韓服を着て王宮で写真を撮ればいい記念になります。韓服は女性はもちろん、男性もあるので関心のある人は試されて見てください。 景福宮を見た後は少し王宮の外も歩いてみましょう。王宮の正門である「光化門」の前には600年の歴史を誇るソウルの目抜き通り「世宗路」があり、ソウル市庁まで続いています。通りの中央には、李舜臣(イ・スンシン)将軍やハングル文字を創った世宗(セジョン)大王の銅像があります。 韓国の歴史を代表する人たちです。 韓国の中心のソウルに、李舜臣(イ・スンシン)将軍、世宗(セジョン)大王、景福宮が一直線で並んでいる姿は本当に圧巻です。 どれだけ、時代が進もうとも、ソウルの様子が変わろうとも韓国の伝統、歴史、そこに込められた魂を忘れないという思いを象徴しているでしょうか。 短い時間で色々と感じることが出来ました。皆さんも韓国に訪れたら絶対に行ってみてください。 投稿ナビゲーション 前 前の投稿: 新大久保次 次の投稿: 梨泰院クラスで勉強 コメントを残す コメントをキャンセルコメントを投稿するにはログインしてください。